さやかの考えごと

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風変わりな私の就職活動

             

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やりたくない仕事のために採用担当に媚を売るのに疲れた。

 

福利厚生や給料といった、いわゆる「安定」のために就活を頑張ることに虚しさを感じていた7月。

 

 

 

「自分が思い描いていたポジションに居なかったら、本当に自分がやりたかった事を一回挑戦してみようと思ったの」

 

 

 

上手くいっていない就職活動中に聞いた、ある1人の男の子の言葉。

 「安定」のための内定を貰うことに躍起になっていた私を、ふと冷静にさせてくれた。

 

 

「何のための就職活動?」

「自分の思い描いていたポジションって何だろう」

  

 

12歳の時からデザインの仕事に憧れていた。

 

不器用で、絵を描くのも何かを作るのも苦手。

だから、自分が出来ない事が出来る人が羨ましかった。

 

頭で考えていることを、デザインという形で表現できるって凄いなぁ。

私も何かを表現できる人になってみたい。そんな憧れだった。

  

デザインを手がけられる仕事なら分野はこだわらなかった。

デザイナーとして活躍してる私って素敵!!!なんて妄想を

しょっちゅうしていた時もあった。

 

 

卒業アルバムに書いた将来の夢は、もちろんデザイナーだった。

 

 

 

それから10年経った。

自分の身の丈が分かってきた。

デザインの仕事のことも、頭の隅にはあったけど、無理だと決めつけてた。

 

 

憧れと妄想だけで、一回も挑戦してない。

このままだと、思い描いているポジションには辿り着かないし、絶対に後悔する。

 

 

 

 

 

行動に移して、全てがはじまった

 

「安定」のために必死に頑張っても上手くいかない。

 

だったら自分が本当にしたかった事に挑戦しよう。

記念受験感覚で、デザイン会社の面接を受けよう。

それでダメでも、無謀な挑戦した自分を褒めてあげればいい。

 

 意外と採用されるかもしれないよね。

やらずに後悔より、やって後悔でしょ。

 

 

ポートフォリオ無し。photoshopIllustratorも触った経験はない。

落ちて当然、どうにでもなれ!と捨て身の覚悟。

(覚悟なんてカッコつけて書いてるけど、投げやりだっただけ。笑)

 

 

 

そんな矢先に、転職サイトで見つけたWebデザイナーの求人。

 

覚悟が決まると話は早い。

 

 

 

 

23:00発の夜行バス。

くたくたのTシャツに履き慣れたジーンズ。

ラフな格好に就活用のバッグという、何ともちぐはぐな格好。

 

 

 お世辞にも快適とは言えない、狭くて窮屈な座席。

 勢いでバスに乗ったけど、これからどうなるんだろう

そんなことを考えながら眠りについた。

 

 

 

 

 

 

面接は東京にある、小さいオフィスのデザイン会社。

デザイン会社なだけあって、お洒落な内装。

 

 

洋楽のヒットチャートがBGMで社内に流れ、絵画やデザインを手がけた雑誌などが飾られていた。

コーヒー1杯、と注文したくなるカフェのような空間。

 

 

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自分には場違いだと思う反面、

こんなオフィスで働いている自分を想像して、夢見心地だった。

 

 

採用担当に取り次いでもらっている間、ずっと周りをキョロキョロしてた。

「このオフィスで働けたら、自分相当カッコいいじゃん」なんて思ってたっけ。

 

 

 

「採用担当です、よろしくお願い致します。」

そんな気持ちは形式的な挨拶と、渡された名刺で

一気に現実に引き戻された。

 

 

 

大学指定の履歴書だけで挑んだ面接。

 

 

大手企業のように、給料も福利厚生も手厚くない。

自分で部屋を借りて、毎日満員電車に乗っての通勤。

半年間の仕事とデザイン勉強の同時並行の辛さ。

 業界の中でも最も競争の激しい分野であること。

 

採用担当の人は、会社と業界の厳しさを全て話してくれた。

 

 

 

辞めない覚悟はあるか、と聞かれ

今までで一番素直に「はい」と返事することができた。

その返事に迷いは無かった。

 

 

 

 

 

結果はその場で、即日内定

 

 

 

何がなんだか分からなかった。

何ならこの記事を書いている今も、夢見心地な気分は続いている。

 

 

 

 

 自分の気持ちに正直になって行動する大切さ

 

 

 「自分が思い描いていたポジションに居なかったら、本当に自分がやりたかった事を一回挑戦してみようと思ったの」

 

 

 

この言葉を聞いていなかったら、デザインの仕事に就きたいという自分の本当の気持ちに蓋をしたままだ。

私はまだ「安定」のために必死だったと思う。

 

 

自分の気持ちに正直になる。

そうするとブレなくなる。

迷わずに進める。

こんなにもシンプルな事なのに、ちゃんと理解していなかった。

 

 

ダメでもともと。でもとりあえずやってみる。

結果はどうであれ、自分を信じてやってきた事は裏切らない。

 

 

ポートフォリオphotoshopIllustratorがないのを言い訳にしてたら、きっとデザインの仕事は一生できなかったと思う。

 

 

何も無くても、とりあえずやってみた。

自分の気持ちに正直になったら、デザインの仕事への

スタートラインに立つことができた。

  

 

 

今思えば、かなり無謀だったと自分でも笑っちゃうほど。

新卒なのに、転職サイトでの応募。

面接して頂けて本当に感謝の言葉しか出てこない。

 

 

 

来年の春から東京。

正直に言ってしまえば、ちょーーー不安!!!

初めての一人暮らしに、初めての東京。

 

 

住む家の場所なんて検討もつかない。

あのややこしい地下鉄を乗りこなせる自信は1ミリも無い。

 

 

会社から帰宅後、しないといけない家事を前に愕然としてる自分。

ホームシックで、夜中に家族や友達に電話している自分も手に取るように想像できる。

 

 

未経験でWebデザイン。

向いてるのかどうか、そもそも好きになれる仕事なのかも分からない。

 

 でも12歳からずっと頭から離れなかった、唯一の職業。

たまたま見つけた募集、即日の内定。

 

何かあるかも!って自分の直感に少しぐらい期待してみてもいいよね。

 

 

頑張ってみるよ。

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとう。